リハビリ人生

知り合いに「アケスケなブログ」って言われました。あけみって名前のスケバン?って思ってたら赤裸々って意味でした。

酩酊記2023

今年も飽きもせず1年が終わりを迎えようとしている。大晦日の恒例になっている酒を飲みながら1年を振り返る酩酊記。ここ1~2年、酩酊記と言う割に、まとまった小綺麗な文ばかり書いていたので、今年は酩酊記らしく思いついたことをツラツラと連ねていこうと…

人をビビらせる画数の乳首

いつからかは分からないが、左のわき腹のあたりに変なイボがある。 BB弾をちょっと潰したくらいの大きさだ。自分の左乳首を見ようとすると、「先輩!よろしくお願いします!」みたいな感じで視界に入ってくる。 真っ暗闇かつ酩酊状態で左乳首どーこだ!?を…

OLの正しい所作と人間讃歌

「どうする?この状況…」崖っぷちに追い込まれる 6時間前。私はトマトジュースを飲んでいた。実家を出て暮らし始めて、やや2ヶ月が経過している。転勤先での仕事もようやく慣れてきた。実家にいる時は、働きながら自炊するなんて、自分にできるなんて思っても…

小説の神様はそんな旅行記を書かない

「許された気になるなよ」 京都のご飯屋に並びながら、すずめちゃんが私に言った。私の数少ない友人随一のしっかり者のすずめちゃんは、細かいことによく気が回る分、無計画で大ざっぱな私によく振り回されている。 今回の城崎旅行も、1週間前に思いつきで京…

酩酊記2022

今年もまた悪びれもせず一年が終わるらしい。今年は仕事は忙しかったものの,そんなにストレスに追われていたわけではなかったように感じる。忙しいとはいえ自分が仕事に慣れたからこその気持ちの余裕ができたんだろうと思っていた。 とはいえ、忙しさの中で…

しょうもない嘘はおでんの味が覚えてる

思い出すおでんの味がある。 大学時代、一年半付き合った元彼(M君とする)と何ヶ月か同棲をしていた。 田舎の大学で2人とも一人暮らしとなれば、特にやることもないので自然とどちらかの家に泊まり込む回数が増えていく。そして相手の家に置いていく服の量も…

悲しみの匂いを思い出す行為

「人間は死ぬようにできていて、色んな死に方がある。死は満遍なく散らばっている。」去年読んだ末井昭さんの「自殺」にそういう一節があった。最近、親しい人の親類が亡くなった。 前触れのない突然の死だった。親しい人とはこの前たわいもないLINEをしたばかり…

酩酊記2021

どうやらまた懲りもせず1年が終わるらしい。2018年の大晦日に酔いながら、酩酊記2018というブログを書いた。大晦日の恒例にしようと思ったものの、私特有の「年の瀬に誰がこんな個人的なものを読むんだよ」という自意識が働いて書けなかった。最近はそういう自…

文脈をたどる旅行記

「あのクソジジイ何だったんだろうな」ピリきゅう、理性、すずめ。 女3人ドライブの最中、日本海沿いを走りながら誰彼ともなくぼやく。 鳥取の漁港で美味すぎる海鮮丼を食べて、すなば珈琲でまったりしたひと時を楽しんでいた時、観光協会を名乗るオジサンが私…

生活の色に正解なんてあるか

生活は日々色を変えて、最近は仕事で頭の中が一杯になることが多い。 朝起きて立ち上がって歯磨きをするだけの労力が湧きあがらないぐらい、ギリギリで生きてるのにも関わらず、毎日出勤してることを褒めて欲しい。 それどころか、今年に入ってからは当たり…

お前の自虐を人に笑わせるな

ピリきゅうのお悩み相談部屋 vol.3150 「オジサンの自虐ジョークをどうしたらいいか」 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ピリきゅうさんこんにちは!ピリきゅうと申します。いつも楽しく見させていただいてます。 最近の悩みなのですが、職場の上司がしてくる自虐ジョーク…

歪んでいても続く日々に笑みを

鏡の前で化粧をしながら母とたわいもない会話をしていた時、鏡に映った自分の顔を見て「うわあ!」と言ってしまった。そこには片側に口角を上げて不自然に笑う女がいた。お世辞にも綺麗とは言えない歯並びをしている。歯並びもそうだし歯の形も八重歯があっ…

君は気づけるか、この謎に

友人の結婚式があった。 高校から仲良くしている女友達だ。この時勢のこともあり、開催にあたって色んな不安や悩みも聞いていた。重い扉が開かれた時、ふりきった笑顔で純白のドレスを着ているのを見て、「こんなに綺麗なことはないな」と嬉しかった。 良い…

仕事を休んでやった

【新曲】 ピリきゅうちゃん / 仕事を休んでやった 100回再生 3時間前 (サビパート) 仕事を休んでやった 昨日の夜から休む想像しかできなかったので休んでやった 毎月大変なのは全員一緒とか 自分だっていつも我慢してるじゃないかとか色々考えたけど どう…

次の問いに答えなさい

問い:次の文章はピリきゅうが小学生時代の頃のエピソードである。これを読んで、ピリきゅうが同級生からどのように扱われていたかを推測し、十五文字以内で答えなさい。 ________________ 小学校の頃、一緒に帰る人は家がある地区が近い人…

私にVIOの処理をさせるな、お前に人の心があるなら

「すいませんが、この状態では今日はできませんね・・・」 申し訳なさそうに微笑む彼女の腕には一本の無駄毛もない。 全身脱毛に去年から通っている。 自分の体毛に少なからず不満を感じる部分があったのは確かだった。少なからずと言ったが、どちらかと言う…

黒髪の乙女は下ネタが嫌い

下ネタに対する嫌悪感はほとんどないものだと思っていた。 なんなら好きである。 東に性事情を赤裸らに語る女子会あれば、行ってツマミに酒を飲み、西に面白いエロ漫画の煽りがあれば、読んで腹を抱えて笑う。 ドロドロした恋愛の情事が描かれた本を好んで読…

キューピーは今日もコーヒーを飲ませてくる

私はコーヒーが飲めない。おそらくコーヒーのカフェインが極度に向いてないのだと思う。飲んでしばらくすると動悸が激しくなり、頭痛がおこり、吐き気に襲われる。なのでどうにかこうにかコーヒーを飲むことを避けて生きてきた。 そんな私に無邪気にコーヒー…

ジムで女のケツを見るな

最近ジムへ行っている。 目に見えて分かるほど肥満体型というわけではないが、普段着痩せしてる分脱ぐと負の「私脱いだらすごいんです」を体現している。ガッカリを略した方のガリだ。ジムに行けば運動不足も何もかも解消してくれるはずという期待を込め、入…

血尿元年

血尿が出ている。あ、まちがえた、新年あけましておめでとうございます。ものごとには順番があるからね。挨拶があってから血尿の報告。これを間違えたらいけない。社会人の常識。大晦日の夜から血尿が出ている。 紅白歌合戦の裏で、紅白尿合戦をしていた。真…

私に読みにくい文章を書かせてくれ

読みにくい文章が読みたくない人は、ビックリマークがたくさんある所までスクロールをしよう! 今年に入ってからライターらしきことをさせていただいている。 ライターらしきという遠回しな表現をわざわざしてるのは、妙なおこがましさを感じているからだ。…

大きな声でおめでとうと言ってくれ

また1つ歳をとった。 社会人となり、20代も折り返しとなる誕生日に学生の時のような盛り上がりや感慨はない。もうすっかり大人なのだ。 大人としていつも通りの一日を過ごす準備は整っていた。 前日。私、こと大人の女はいつも通り8時間睡眠をきっちりとるた…

官能小説用語表現辞典を買いました

尾道に紙片という本屋さんがある。 ご飯屋さんの横の細い路地を、まっすぐ行かないとたどり着けないので隠れ家的な存在になっている。私はそこが大好きなので、尾道に行くことがあればいつも行っている。 「私は何が何でも千光寺の山に登りたいので、2人は私…

馬鹿こそ人に優しくあれ

約束をした相手が時間に遅れた時、怒りの感情を抱いたことがない。 そもそもその状況でたいていの人は「全然大丈夫だよ〜」と言うだろうし、たかが待ち合わせで「遅れてんじゃねえぞコラ!!!」とブチギレる人はいないと思う。人によっては少しイラつきなが…

車上荒らしにあわなかった話

「理不尽な出来事を乗り越えていくのが人生である。」ピリ・キュ・チャーン(1994~) 結構な頻度で休日出勤がある。忙しさに余裕がなくなる時もあるが、やりたい職に就けている充実感の方が今は勝っている。田舎なので様々な生き物がおり、休日に来て職場に侵入…

気は病から

「病は気から」なんて言葉がある。 病気は気の持ちようで軽くもなるというような意味である。私の意見としては「なる訳ないだろアホか薬を飲め」の一択である。誰が考えたんだ。ブラック企業の元気な社長か。 私はどっちかというと、「気は病から」派である…

心をほだされてたまるか

接客を生業としている人間にまんまと接客されてたまるかという意地がある。 美容師さんなどの職業はすごい。髪を切ることの技量のみでなく、コミュニケーションを通してお客さんと心を通わせ、安心してもらうことによってまた来たくなる空間を演出してるのだ…

春は奇人の季節

春といえどもまだ寒い日だった。 出張から家に帰るために高速バスの待合室に並んだイスに腰掛けた。手にはミルクティと巷で話題のバスチーという菓子。私の脳内は目の前のバスチーという美味そうな菓子で頭がいっぱいだった。 最近、腹の周りにムニムニする…

酒を飲むな!地獄に落ちるぞ!

お酒が好きだ。 ビールに日本酒、ワインにカクテル、基本的にはなんでも嗜む。食べ物にあったお酒を頼んでちょびちょびと食べるのも好きだ。お酒の場と雰囲気も好きだ。お酒の力を借りてほんの少し込み入った話もしやすくなって、普段は出来ない距離の詰め方…

魔を打ち破れ

24年生きてても、その事象に触れなければ言葉自体を存じないということがある。 逆に新しく知る喜びがあるからこそ人は生きることに楽しさを見いだせるのではないだろうか。 ひぃっ!!ごめんなさい!! 失礼しました。あまりに巨大な“力”を感じる文字面を前…