リハビリ人生

知り合いに「アケスケなブログ」って言われました。あけみって名前のスケバン?って思ってたら赤裸々って意味でした。

私に読みにくい文章を書かせてくれ

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読みにくい文章が読みたくない人は、ビックリマークがたくさんある所までスクロールをしよう!


今年に入ってからライターらしきことをさせていただいている。

ライターらしきという遠回しな表現をわざわざしてるのは、妙なおこがましさを感じているからだ。私風情がライターを名乗りだしたら「調子乗ってんじゃねえぞ!!」誰かが怒り狂ってうちの家までライター持って火をつけに来るかもしれない。

ナンセンスダンスというサイトにて、エッセイ記事も含めて7本書かせてもらった。

nonsensedances.com
↑最近書いた記事


webで記事を書いてみたいというのは、私にとって夢だったので、こういう形で関わらせてもらってることについて頭が上がらない。代表がいる方向に向かって毎日土下座しながら床をなめている。これは嘘です。嘘はやめよう!

そして、この記事は千鳥あゆむさん主催のweb記事アドベントカレンダーに登録している。
軽い気持ちで登録させてもらった後から、「ほんとにいいの?」という気持ちで毎日を過ごし、他の記事があがる度冷や汗をかき、更新日の前日である今日酒を飲みながら「いよいよこれは行方をくらますしかないな」と思っている。すんでの所でやっていない。

ほんとは木に「人生は不可解であり、web記事とは愛である」と刻んで書いた画像をアップして、そのまま華厳の滝に飛び込もうと思ったが、各方面に失礼を働くことになりそうだなと思ったのでやめた。(えらい!)


えらいのでそろそろ本題にはーいる!(えらーい!)



私は日記文化を愛している。

その中でも、テキストだけで笑いをとれるようなそんなコンテンツにずっと憧れを持っていた。
だからこそ、ブログを始めて、今までほとんど画像を使うことはなかった。画像をいれることは分かりやすいし、笑いどころも判断がしやすいと思う。しかし、それをやると、テキストへの重要度が低くなって、最後には文章を読み飛ばされてしまう気がするのだ。

web記事における画像の、インパクトや面白さが際立てば際立つほど、文章そのものの面白さが目立たなくなってしまうのが悲しいと感じていた。(私の文章がそもそも面白いのかどうかはとりあえず遥か遠く隅に置かせてもらう。)

似たような理由でこのブログでは分かりやすい見出しもほとんどつけてはいない。


私にとって、面白いテキストは読みにくい文章だった。見出しも何も無い、文字の太さで強弱もつけない。ただ文字だけが広がっている壁のような文章。
読みにくいからこそ、1つも読み飛ばさないで読み込もうとすることができる。
読み込むからこそ、言葉そのものの面白さで笑ってしまう。


私が読んできた面白い人たちの文章は、言葉のインパクトや、ワードセンス、展開の仕方のみで面白さを作り上げていた。それが面白かったし、カッコ良いなと思っていた。
そこに、日本語だからこそ成し得る表現の妙もある気がした。この文化は永遠になくしてはならない文化だと思っている。




ここでもう一回、私が書かせてもらってるナンセンスダンスの一番最近の記事を見てみよう!


nonsensedances.com



お前めっっちゃ漫画書くやんけ。

イキイキと漫画書かせてもらっとるやんけ。


ということで、これがさっき「日本語の成し得る表現の妙」とか言ってた奴の記事です。お前は一生偉そうな口を開くな!

言葉を大事にしたい、テキストを重視したいと言っている割に、「読みやすさ」や「需要」を考えた結果、私の記事からテキストは減っていった気がする。

写真やイラストが持つ情報量は多い。多いがゆえに、文章だと何文字も書かなければいけないことが、写真だと一枚で済むし、記事を読むトータルの時間も短縮される。至極当たり前のことである。曲がりなりにもweb記事を書く立場として、それを私は「読みやすい」と解釈している。そして、その手法を易々と取り入れている。

もちろん、今でも素のテキストが面白くて、テキスト重視で記事を書かれてるライターさんもいらっしゃるのは分かっている。
でも、そうやって読まれるライターとして残ってるのは本当に力のある方数人なんだろうなと思う。


「言葉を大切にしたい」という気持ちに嘘はない。


しかし、テキスト重視の文化を大切にしていきたいと思う反面、メディアにおいては分かりやすくて手早く読めて面白いものが求められていることを、私は内心分かっていたのだった。

この前現役の高校生の集団と話す機会があった。話の流れで、ネットの話になった時、彼らは「2ちゃんねる」のことを「NHKのこと?」と私に聞いてきた。

自分が当たり前のように見ていたものは、当たり前ではなくなるし、いずれ誰も興味を示さなくなるのだなと思った。



時代に合わせることは悪ではないし、むしろ必要なことだと思う。
ネットはもはや、一部の人のものだけが読む専売特許ではない。皆に開かれてる。
だからこそ、

「分かりやすくて」「すぐに読めて」「面白い」

そんなweb記事はきっと増えていく。
私も機会をいただけたら色んなものを書いてみたい。




でも私はきっとここに戻ってくるだろう。
戻ってきては、壁のような文章を書いて「ここの言い回しが上手くいった気がする」と一人で面白くもない独り言を書きづけたい。
「私の手でテキストのみの記事を守りたい!」なんて大それたことを言うつもりはない。でも、こうやってネット上の面白い文章が好きで居続ける人間が居るというだけで、何か違うんじゃないかと信じている。



日が当たらなくても良い。
たぶん、文章は太陽の下で書くより、日の当たらない場所で書く方が面白いものが書ける気がする。
そしていつかブログを読んでくれてる人に会った時に、「あの記事は言ってる意味がよく分かりませんでした。」って今日の記事について言われたい。


その日までは、と。太陽の下と日陰を行ったり来たりして、頭にキノコを生やしながら今日もジメジメ生きていく。














!!!分かりやすくて早い情報!!!

広島出身の酒好きライターピリきゅうちゃんから耳寄りの情報!

「記事を書きながら酒を飲みたい」
「お酒飲みながらの方が面白い文章書ける気がする」

そんなあなたにオススメのおつまみはこちら!

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イカ天瀬戸内レモン味

イカ天の海鮮のうまみが凝縮されて、レモンの酸味もきいてて本当に美味しい!
本当に最高!さっぱりしてるので、どんなお酒にも合います!

最高〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!




ゴチャゴチャ言いましたが、イカ天瀬戸内レモン味が美味しいのは本当です。
それだけは、信じてください。




この記事は千鳥あゆむさんがやっているWEB記事に関するアドベントカレンダーに参加しています。色んな話読めてメチャクチャ面白いのでどうぞ・・・・・・

adventar.org