リハビリ人生

知り合いに「アケスケなブログ」って言われました。あけみって名前のスケバン?って思ってたら赤裸々って意味でした。

気は病から

「病は気から」なんて言葉がある。

 

病気は気の持ちようで軽くもなるというような意味である。私の意見としては「なる訳ないだろアホか薬を飲め」の一択である。誰が考えたんだ。ブラック企業の元気な社長か。

 

私はどっちかというと、「気は病から」派である。

尚、そんな言葉は存在しないのでこの派閥に属しているのは私ただ一人なのだが。

先週あたり寝る前ものすごくしんどかった。ネガティブが自分を襲ってくる。これといって特に言葉にできる不安もないのに、「このままで大丈夫か?」とか考えて眠れなかったりした。脳内知恵袋に「私はこのままで大丈夫ですか?」と聞いたら「質問が漠然としている。置かれている今の状況の、何がどうダメなのかを説明しろ。こういう甘ったれた質問者がいるから知恵袋は・・・」と怖い脳内インターネットのオジサンにボコボコにされた。
「そんなに怒らなくても良いじゃない」と思うが、よく考えるとオジサンの言う通り、ここには特に不安はないと分かる。
そして、自分の喉の痛みと、身体のけだるさにやっと気付く。

 

おい!!!ただの体調不良じゃねえかよ!!!

 

私は脳内の知恵袋オジサンに「すいませんただの体調不良で気が滅入ってただけでした。」とコメントを添えてベストアンサーをあげる。

起きてもいない未来の問題を漠然と考えて不安になる時は、大抵身体のどこかが悪い時である。
体調不良や体の疲れが、脳にネガティブにさせる信号を送っているのだと思う。
これが私の提唱する「気は病から現象」だ。
対処法?
ゴチャゴチャ考えるな!早く寝ろ!病院へ行け!

 


病院に行って一週間薬を飲んだものの、私の喉は悪化していた。咳が止まらなくなって、このまま死ぬんじゃないか?と思う時もあった。
咳が役立った瞬間は、上司との大事な面談の最中に死ぬ勢いの咳が出てしゃべられなくなり、心配>>私が適当に用意した資料への指摘、という構図が出来上がり、「体調不良だけどよく頑張っている」という空気感で面談をやり過ごせた時だけであった。
(そう思ってるのは私だけの可能性はある)

 

あまりにも治らないので、今度は耳鼻咽喉科に行くことにした。土曜日、午前中で仕事を切り上げて自分の家の近くに帰っている途中。最近ハマっている激辛ラーメン屋が目に入った。
そこから自分の意識とは関係なく、車が駐車場に吸い込まれていた。
気付くと目の前には激辛ラーメンがあった。
一応言っておくが、喉の状態はもちろん最悪である。
自分の意思で注文したが、一応食べる前に「はて?」みたいな顔をしておく。
罪悪感が成す特に意味のない行為である。

 

一口食べて、死ぬほどむせた。
そして例の咳をするわけである。そりゃそう。なんで食おうと思ったんだ。アホか。
喉に優しくするという義務が、欲望には勝てなかった。

咳がやんだ後、鼻水が出てきたと思ってティッシュを鼻にやった。
すると思っていなかった色が目に入った。

メチャクチャ鼻血が出ていた。

 

今年25である。
風邪をひいて激辛ラーメンを食べて鼻血を出している。

 


「気は病から」などと言うておりましたが、
このアホさが治る病とか、あったりしますかね?