読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

リハビリ人生

色々な文章を書きます。

恥ずかしい過去を供養しよう

生きていたら誰にだって供養したくなる過去がある。

 

中学時代、文芸部に所属していた。

 

小説や詩などを書いて月に1回製本していた。

中二病という言葉。

思春期にありがちな背伸びしがちな行動だったり、今では恥ずかしい思い出を揶揄して言うことである。

特にその多感な時期に感じたことを言葉に残そうとしてノートいっぱいにポエムや小説を書いていた人にはわかってもらえるだろうが、振り返ると実に赤面極まりない事態である。

 

もう一度言おう。私は文芸部に所属していた。

その黒歴史と今では呼べる稚拙極まりない調子こいたポエムとも呼べない言葉の数々を私は製本して全校生徒の目に付く所に置いて晒し上げにしていたわけである。恐怖にも程がある。

 

文芸部の存在や過去を否定している訳ではない。毎月自分たちで決めた締め切りに追われ、勉強の合間に原稿を書いていたあの頃は本当に充実していた気がする。ただあの頃の私を供養してあげたいなと思うのだ。「私の言葉って・・・イカしてない?」って思っていたクソやばいあの頃の私を。

 

だから今思い出せるクソヤバイ自分の作品をあえて紹介&レビューすることで自分の作品を供養してやろうと思う。今回紹介する作品は2つの小説作品。

 

 

 

エントリーNo.1

『ねずみ年の男』

......................................................

(あらすじ)始まりは主人公の香織の家のポストの中に入っていた一通の手紙。「ずっと好きでした。ねずみ年の男より」そこから香織とねずみ年の男との奇妙な文通はスタートし、香織は徐々に手紙の主に惹かれていくが、香織は両親の仕事の都合で家の引越しが決まってしまう。文通はどうなる!?そして結局ねずみ年の男とは何者なのか!?そして何歳なのか・・・

......................................................

 

 

 

 

ストーカーじゃん。

 

 

こわい。なんで香織は徐々に惹かれるの?そんな得体の知れない奴に惹かれる要素なんてある?とりあえず展開を進めるために作者に強引に感情を動かされたんだろうけどさ。

 

確か最後にこれねずみ年の男からプロポーズされてアッサリ香織OKするし。

そんな一時の感情で人生のパートナー決めんなよ!!!!!!お前の人生そんなもんでいいのかよ!!!!!

あとねずみ年にする必要ってあったの?

 

 

 

〇自評〇

ご都合主義感・・・☆☆☆☆☆

ゼクシィをもっと読め・・・☆☆☆☆☆

 

 

 

 

 

エントリーNo.2

『鯉のぼり』

 

......................................................

(あらすじ)

そこはある庭の池の中。今日も鯉たちは楽しそうに泳いでいる。「委員長」と皆から呼ばれている鯉はしっかり者でいつも皆のまとめ役。そんな委員長は最近は外の世界の「空」に興味津々。委員長は空見たさに池からの脱出を企てる。皆、委員長を馬鹿にしたが、脱出が成功しいなくなった委員長を思い、自分たちも空を見に行くことを決心し、池からの脱出をはかる。そして池から出た後、待っていたものは委員長、そして空、そしてなんだったのかーーーーー

......................................................

 

 

 

 

 

待ち受けてるもの?

 

「死」じゃん。え?「死」じゃん。

 

 

 

 

委員長とかあだ名つけたり擬人化させてコミカルに話が運んでいく割に、結局最後全員死ぬってそんな展開の触れ幅ある?情景としてはただただ鯉が打ち上げられて謎の全滅を遂げているって・・・まあむごいものよ。

鯉が可哀想だと思わないのか。

私がこの小説添削する教師だったら、書いた子の精神状況を疑う。

 

 

あと小説の最後の1文だけ覚えてるんだけどこれです。

 

 

 

 

────鯉はその空に恋をした。────

 

 

 

 

もういい加減にしてくれ。

 

 

 

 

 

〇自評〇

サイコパス度・・・☆☆☆☆☆

この原稿をスルーした文芸部顧問の責任・・・☆☆☆☆☆☆

 

 

 

 

 

思い出せるものが少なかったのでとりあえずそんな感じ。自分で思い出しながら色々な方向から槍をぐさぐさと突き刺された感覚を覚えた。

 

これを製本して職員室の前に積み上げてたってとんでもない事実だ。まあそんな取っていく人いなかったんだけど。

「それを今更血反吐はきながら自分で掘り返して、ネットの海に流そうとするお前が一番やばいよ」っていうもっともすぎるご意見は承ってないです。

 

当時の私。友達もそこまで多い方じゃなくて、妙な自意識のせいで異性と話すのは抵抗感があった。だからこそ自分の世界をたくさん生み出して、自己満足に浸ってニヤニヤしていた中学生の私。一言で片づけると「痛い」それでもやっぱりそんな自分も今の自分を構成する一部だから受け入れてやろうじゃないか。

 

まあ結論じみたことを言わせてもらうと、今でもあの時のポエムを読んでたまに「アリだな」って思う今の自分(成人済)が一番クソヤバイ。おわり。

 

過去を受け入れて楽しい人生を。